広告モデルのSNSの限界:「治安のいいSNS」が今強烈に求められている。
イケハヤです。
今日もコツコツやってますか?
さて、今日もサブスタックの話をします(サブスタ芸人ですので)。
本日のテーマは、いま世の中にぽっかりと空いている「治安の良いSNSの不在」という話です。
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ぼくは2009年からSNSをやっているインターネット老人でして、SNSがどう変質してきたかを長らく見てきました。
そして、いまあらためて感じるのは、
「治安の良いSNSが存在しない」
という問題です。
この観点から、主要なSNSを点検していきましょう。
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まずはX(旧ツイッター)。
はい、これはもう、ほぼスラム街と化しました。
情報収集には便利なので使い続けますが、ふだん使うSNSとしての健全さはほぼ崩壊しています。
インプレゾンビが大量発生していて、レイジベイト(怒りを煽る投稿)、おっさんのケンカが常にタイムラインに流れてくる。エログロ・暴力系の投稿も油断すると目に入る。
子どもに絶対に見せられない場所になりましたね……。
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インスタはすみません、ぼくが使ってないのでいまいちわかりません。
インスタ自体はまだマシなようですが、Threads(スレッズ)はだいぶ治安が悪くなっているとか……。
ローンチ当時は、それこそ治安のいいSNSだったんですけどねぇ。
Facebookは……論外ですね。
ご存知のとおり、悪質な詐欺広告がドシドシ流れてくるので、利用するのは危険ですらあります。
TikTok、YouTubeショートに至っては、SNSというより「ドーパミン中毒装置」です。
中毒的に見続けてしまい、見終わった後に何も残らない。
ショート動画は子どもに触らせるべきじゃない、というのは、もう多くの保護者の共通認識でしょう。
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少しユーザーが少ないところでは、まだ治安は保たれています。
mixi2、Bluesky、Mastodonあたりは、ユーザー数が少ない分、雰囲気は良いと思います
……が、それらは「ユーザーが少なすぎて、マーケティング的には攻める意味がない(新しい人に知ってもらう機会が乏しい)」状態でもあります。
つまり、いまの世の中には、
・一定のユーザー規模があり ・治安が保たれていて ・新しい人と繋がれる(マーケティング的にも攻める意義がある)
これら3つを満たすSNSが存在していないのです。
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なぜ、SNSはここまで荒れてしまったのか?
原因は「広告中心のビジネスモデル」です。
X、インスタ、Facebook、TikTok、YouTube、すべて広告モデルで稼いでいるプラットフォームですよね。
広告モデルを採用する場合、ユーザーの「滞在時間」と「エンゲージメント」を最大化することが至上命題になります。
広告の露出機会を増やすためには、できるだけ多くの時間を消費してもらい、何度も何度もアクセスしてもらわないといけないわけですね。
ショート動画は象徴的ですが、滞在時間を伸ばすために、プラットフォームは中毒的なコンテンツを優先して流すようになります。
「気がついたら、1時間もショート動画を見てしまった」
というユーザー体験こそ、広告主とプラットフォームが求めるものなのです。
さらに、コメントや拡散を誘発するために、くだらないワイドショーのような炎上ネタを優先的に流すようになります。
クリエイター側も、広告収益を狙って、煽り合戦やゴシップ合戦に参加する。
そこにインプレゾンビまで乗っかって、もうカオスです。
Xではどうしようもないおっさん経営者のケンカが流れてきますが、あれはしっかり裏で握ってるんですよ。
「ちょっとプロレスやってインプ稼ぎませんか?」
「いいですね、やりましょう」
みたいな感じで。
結果、SNSは「人と人がつながる場」ではなく「人の脳を中毒にする装置」になってしまった。
これが、いまの主要SNSが軒並み治安崩壊している根本原因です。
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ところがです。
最近話題のSNS「サブスタック」は、まったく違うビジネスモデルで動いています。
サブスタにはなんと、「広告」という概念がありません。
使ってみると快適で驚きますよ。
タイムラインに広告が一切流れてこないのです!
そもそも広告を出稿する仕組み自体がないので、当然ですが……。
では、サブスタックは、どう稼いでいるのか?
クリエイターが集めた有料課金の手数料(10%)を売上にしています。
つまり、サブスタックの収益構造的には、
「クリエイターが上質な発信をする → 満足した読者が課金する → 手数料が入る」
というサイクルが回ることが、プラットフォームの目標になります。
サブスタ運営としては、ユーザーをショート動画で中毒化させるインセンティブはないんですね。
そんなことをしても、良質なクリエイターも、課金者は増えませんから。
実際、彼らは、アルゴリズム的に長文のブログ記事をおすすめしています。サブスタでは、ショート動画の出番はありません。
これはぼくのような「ロングフォームコンテンツ」の書き手にとっては、めちゃくちゃありがたいことです。
つまり、サブスタではプラットフォーム、クリエイター、読者の3者が「いいコンテンツを作り・楽しむ」という方向を向いている、というレアな構造が成立しているのです。
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サブスタックのグローバル流通額は、2025年は年間600億円規模です。
そのうち10%が手数料として、サブスタックの利益になります。
2026年も成長を続けているようなので、この数字が1,000億円に到達するかもしれません。
これだけの規模で、広告なしのビジネスモデルで回っているSNSは、世界初な気がします。
昨今のメディア環境を考えると、サブスタックの魅力は相対的に高まり続けていく構造なので、まだまだユーザーが増えていきそうですね。
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思い返せば、昔はSNSってもっと楽しかったんです。
同じ興味関心の人とつながり、リアル友だちになる。
同業他社の人と繋がって、仕事の幅が広がる。
楽しいことを共有して、コミュニケーションを楽しむ。
辛いことがあったらタイムラインで吐き出し、癒される。
ぼくは20代前半、ツイッターでたくさんのかけがえのない仲間と出会い、その縁は今も続いています。
サブスタには、そういう懐かしいSNSの原体験があるのです。
「治安のいいSNS」を求めている方は、ぜひサブスタを始めてみてください。
SNSって楽しいんですよ、ほんとは。
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こんな感じのコラムも、毎日サブスタで配信しています。
サブスタではまったりと田舎暮らしの写真など上げてます。
ぜひこっちで繋がりましょう〜。




なるほど!
眼からうろこでした。
確かにそうですね。Facebookはfeedに表示されるのが外人さんとか友達になっていない謎の人の投稿や広告ばかりで、よくわからないことになっていました。
substackは人とコミュニケーションをとれる昔のSNSのような感じですね。
サブスタなんで今なのか?わたしなりにまとめてみました!外部環境と内部環境がすべてサブスタへの流れが来ているように思います!
https://substack.com/@dai1k1/note/p-196899820