イケハヤです。
今日もコツコツやってますか?
まずは御礼をさせてください。
昨日始まったNinja DAO 5周年のクラウドファンディング、なんと初日で500人の方にご支援いただきました!感謝です!
一口500円で、期間は1ヶ月ありますので、よろしければFiNANCiEアプリからご参加ください。
価格も堅調、昨日は約50万円の大商いです。
さて、今日の本題は、うちの事務所の愉快な話です。
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うちの事務所には、「リツト」という男が居候しています。
彼は去年、お金がなくなって、高知の山奥に居候することになりました。
かいつまんでしまいますが、彼はそこから1年半でめちゃくちゃ稼げるようになり、今年は売上ベースで「2500万円」だそうです。
意味不明ですが……実話ですw
彼はとにかく、素直で行動力があって、人間性もいいんですよ。
うん、大したものです、本当に。
ただし!!!!
その上で、これだけは言わせてもらう!
マジで、デザインセンスがない!!!
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彼はいま、「AIを組み込んだ次世代の手帳アプリ」を作っています。
もともとは、彼が自分用に作っていたダッシュボードを横から見たぼくが「これは商品になりますよ」と提案した企画だったりもします。
コツコツとFableを無駄に燃やしてなんか作ってるな〜と思っていたら、おととい、ついに「テスト版ができたから触ってください」と言われまして。
うん、セットアップの体験は悪くないです。
まぁ課題はあるけど常識的な範囲なのですぐ直せます。これならいいんじゃね?
と思いきや!!!
アプリが立ち上がった瞬間のファーストインプレッションがひどい。
「あ、これはダサい」
まぁこれくらいはサクッとガワを修正はできるかな?と思いつつ、触っていくと、それどころではない、とんでもない仕上がりでした(悪い意味で)
全部の機能がやばかったんですが、一例を挙げると
「メモを追加するには左上のプラスを押してください」
と案内が出るのに、左上にプラスボタンがない!というか、1つの画面にプラスボタンが3つもあります。
おかしいだろそれはw
こんな調子のものが、そこかしこに転がっていました。
そして本人は、真面目な顔でこれを売ろうとしていました。
さすがにこんなレベルのものを売ったら炎上するぞということで、ドクターストップをかけました。
危なかったですね〜、マジで。
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で、なぜか今、ぼくがそのクローバーを直しています。
というのも、修正の履歴はうちのAIの学習にもなりますし、フェイブルの枠もちょうど余っていたんですよね。
初見では「3時間もあればマシになるだろう」と思っていたのですが、昨日1日やってもまだ終わりません。
ようやくモバイル版の改修に入れたところです。まだ全然ダメ……。
彼は来週金曜日に出すつもりらしいですが、たぶんこれ間に合わないですね。
デザイン改修は地道なのでめっちゃ時間掛かります。わかってないんだろうな……。
面白いのは、リツトさんもフェイブルをゴリゴリ使っている側なんですよね。
ぼくと同じ道具を使って、あの品質が出てくるわけです。
つまり、AIはまだ「デザインのセンス」を肩代わりできないんですよ。
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実際、AIに任せて開発をしていくと、UIはどんどんゴチャゴチャになりがちです。
ボタンごとに微妙に挙動が違ったり、小さい文字の変な補足を入れたり、油断するとダサい何かを混ぜ込んできたりします。
これはぼくもゲーム開発で毎日体験しています。
「月蝕綺譚」というゲームを作り始めて、もうすぐ50日です。これまで何をしてきたかというと、UIのダメ出しを延々とやっています。
ボタンの位置が1ピクセルずれているとか、枠線が0.5px太いとか、押した瞬間の発光・タップ感が隣のボタンと微妙に違うとか、フォントが二重になっているとか、そういうレベルの修正指示を、誇張ではなく「1000回」ぐらい出しています。
そして新機能を足すたびに、また出てくるんですよね……w
一方で、UXの設計は「まだマシ」です。
たとえば、インストールからオンボーディングまでの体験の流れは、AIもけっこう考えられます。
実際、リツトさんのアプリもここはそんなに悪くなかったんですよ。
わかりやすくダメなのは、とにかく「細部のデザイン」です。
Fableクラスであっても、油断するとバグったレベルのデザインを実装してきます。
なお、これはデザイン系のスキルを入れてどうこうなるレベルではないです。
ぼくも入れてますし、リツトさんも入ってるはず。
ポン出し状態ではそこそこよくできていても、開発を進めていくうちに、デザインがぐちゃぐちゃになる……みたいなイメージですかね(最初からダメなことも多い)。
デザイン周りは、おかしいと思えないと気づけない領域なので、使う人のセンスがそのまま出るんですよね。
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だからこそ、AI時代はデザインセンスが大事だという話です。
特にアプリ・ゲーム・ウェブサービスでは、UXまでわかるデザイナーの価値がめちゃくちゃ高いですね。
センスの磨き方に近道はなくて、いろんなアプリやゲーム、サービスに触れて、比較して、感覚を貯めていくしかありません。
ぼく自身、意識して磨いてきたわけではないですが、この15年以上、さまざまなアプリやゲームに触れてきたのが効いています。
なお、AIの進化は早いので、次の世代のモデルが出たら一発でシュッとしたUIを出してくる未来は全然あると思います。
リツトさんがセンスを磨くより、AIが上達するほうが早いかもしれませんね。
でも「今は」ダメです。
今AIでアプリやゲームを作る人は、自分の目で見て直すしかありません。
公開でダメ出ししましたが、リツトさんも頑張っていますので、ぜひ応援してやってください!(雑)
さて、クローバーのデザインを修正していくかな……。
ちなみにアプリのコンセプトと体験自体は非常にいい感じです。
デザインがダメなだけで!
コツコツ積み上げましょう。
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